佐藤真奈美から、皆様へ 「平成20年4月」
故郷である宮城県大和町に戻り、実家である佐藤歯科医院に勤務し、
患者の皆様とともに歩み始めて、早20年の月日が経ちました。
卒後何年かの修行を経て、佐藤歯科医院で診療を始めた当初、
祖父や父がこれまで患者の皆様のお役に立てたことを誇りに思い、
さらに、自分はどのようなスタンスで地域歯科医療に携わっていくかと
考えたときに、
☆できるだけ歯を抜かずに、1本でも多く患者さんご自身の歯を残す。
☆虫歯や歯周病がそれ以上進まないように、まずはその方その方にあった
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磨き方を患者さんと一緒に練習し、予防につなげていく。 |
☆治療内容をより深くご理解していただけるように患者の皆様には
☆患者の皆様に有益になるような最新の技術があれば、惜しまず習得する。
このような信念で、当院での診療をスタートし、実践して参りました。
ところがある時、
私は大事なことを患者の皆様にお伝えするのを忘れているということに
気がつきました。
それは「歯は大切」であること、
そして、「なぜ大切なのか」ということをお伝えすること・・・・でした。
当初は治療の技術や歯磨きばかりにとらわれておりましたが、
その後は
「歯がいかに大切であるか」
「口の中の健康を維持するということは、どれだけ身体の健康につながるか」
「そのためには、口の中のメンテナンスがいかに大切か」を
ご理解いただけるように説明し、平成5年から、定期的に検診とクリーニングに
来院していただけるよう佐藤歯科独自のメンテナンスシステムを構築しました。
そのような中で、歯科も「美しさ」を求める時代となりました。
また、顕微鏡(マイクロスコープ)などを使い、できるだけ歯を削らず、歯や周りの
歯肉や骨にとって「ダメージが最小限にとどまるような治療」も歯科の大きな柱となりつつあります。
さらには、一度失ってしまった歯を「インプラントで再現」し、自分の歯のように
噛める技術も確立されております。
この「より噛めて、より美しく」のニーズに応えるべく、
現在は、私一人ではなくスタッフ全員が日々研鑽を積み、
また、患者の皆様にはできるだけリラックスして受診していただけるよう
コミュニケーションを大切にした診療を行っております。
そして、そこで働く私達スタッフも、やりがいがあり楽しくすごせるような
快適な歯科空間を目指しております。
このように佐藤歯科医院のシステムに賛同して、治療に通い続けて
下さっている患者の皆様には、心から感謝を申し上げる次第でございます。
そして、これからも本当の意味で患者の皆様のためになる歯科医療とは
どういうことなのかを考え、さらに皆様のお役に立てるようプログラムを
進化させ続けます。
ありがとうございました。 |